Kakheti / カヘティ
ジョージアで最大の収穫量を誇り、東部を代表するカヘティ(Kakheti)地方。
準大陸性気候のカヘティ地方は首都トビリシの東から始まり、北は大コーカサス山脈、南はアゼルバイジャンとの国境に囲まれています。
冬は山脈からの寒気が吹き下ろし、夏には砂漠から暑く乾燥した空気が張り出し、時々大雨や洪水・雹に見舞われます。
ジョージア内で広大な面積を持つカヘティ地方の中でも環境が異なる事はもちろん、土着品種の数も多く、ワイナリーの数だけ個性的な風味や味わいを楽しむ事が出来ます。
カヘティ地方の主なワインの醸造方法はジョージア伝統の「カヘティアン製法」。
カヘティ地方の名を冠したカヘティアン製法とは、クヴェヴリで醸し終えたチャチャ(皮・種・茎の搾りカスの総称)を取り除かずに、約5〜6ヶ月に渡ってジュースと一緒にクヴェヴリで熟成させる東部の伝統的なスタイルです。
またジョージアのアペラシオンでは24箇所の*PDOが登録されており、その内18箇所がカヘティ地方に該当しています。
カヘティ地方では「ツワディ」と呼ばれる豚の串焼きが有名で、肉料理やシチュー等の重厚な食文化がある事も比例する為、グリップや香ばしさの強い、骨格のしっかりとしたアンバーワインや赤ワインが多く造られています。
PDO
アハシェニ、アフメタ、アホエビ、ヴァジスヴァニ、カヘティ、カルデナヒ、キンズマラウリ、クワレリ、グルジャーニ、コテヒ、ツァラピ、ツィナンダリ、ティバーニ、テリアニ、ナパレウリ、ハシミ、マナヴィ、ムクザニ
*PDO：使用する葡萄の栽培産地、生産地域、最大収穫量、アルコール分、醸造方法などが厳しく法律で定められ、その規定を満たしたワインだけが源産地呼称(PDO)を名乗る事が出来ます。
カヘティ地方主要土着葡萄品種
◯白葡萄品種
・Rkatsiteli / カツィテリ ・Kakhuri Mtsvane / カフリムツワネ ・Kisi / キシ ・Khikhvi / ヒフヴィ ・Buela / ブエラ
●黒葡萄品種
・Saperavi / サペラヴィ ・Budeshli Saperavi / ブデシュリサペラヴィ
Kakhetian Wines
※20歳未満の方には、お酒を販売致しません。
